リーフチェック養成講座2023＆真栄田岬リーフチェック報告

サンゴ及びサンゴ礁の状態を、適切な手法を用いてデータとして蓄積し、継続的に把握していくことを目的として当協会では定期的にリーフチェックを実施しています。

過去、恩納村では2020年、2021年にリーフチェック養成講座を開催して延べ16名のリーフチェックチームリーダー、チーム科学者が誕生したが、コロナ禍において業務縮小/人員削減などの影響でリーフチェックを開催する際に有資格者やダイバーが集まり辛いという課題がある。継続的なリーフチェック体制の構築に向け、またアフターコロナの「観光」という人材育成の視点として 2023 年は 2 年ぶりに養成講座を開催しました。

養成講座と同時に春の定期開催リーフチェックを実施し、真栄田エリアは「もぐりんポイント」を過去3回調査対象ポイントとしていたが、今回から恩納村で一番多くの人が利用する「青の洞窟」エリアの真栄田岬の階段下から洞窟手前エリアを対象に変更した。
ページの最後に詳しいデータが記載された報告書（PDF）をご覧いただけます。

真栄田岬リーフチェックデータ

下記報告書の中に真栄田岬リーフチェックデータが記載されています。
また、真栄田岬リーフチェックは過去2回分（1998年、2006年）のデータが残っており今回のデータとの比較や考察等もまとめていますので見ていただけたら嬉しいです。

記事：一般社団法人恩納村マリンレジャー協会　理事　池野正一（株式会社ラグーン）