Report 活動報告

環境保護活動・サンゴ保護活動

寄付金で恩納村の海、”ホーシュー”にて海中清掃活動を実施しました!

2023/03/03

日頃から活動を応援してくださりありがとうございます。

2022年6月4日から始まった、恩納村マリンレジャー協会でのマンスリーサポートプロジェクト。

プロジェクトにご賛同いただきました皆様からの寄付金を利用して、
本日2023年2月28日(火)、恩納村の万座毛から近いホーシューというポイントで海中清掃を行いました。

集合写真

参加ショップ:
Slow life 木戸
Lagoon 池野、山本
Livefish 山口
ANAインターコンチネンタル万座ビーチリゾート 早川
スピッツ 世古
マリンクラブクレア 竹内
MOANA 荒井

ドロップオフ(水中の断崖)があり浮力の調整が難しいことや、ナイフを利用し目の前のゴミに集中するので個人での安全管理が必要です。
そのためインストラクター資格を基本とし、参加していただいております。

出航前に安全対策と掃除する場所の打ち合わせ風景

ホーシューは昔から釣りのポイントとなっており、切れた釣り糸が海中ごみとして大量に残っています。

さらに釣り糸は海中に浮いているわけではなく、他の釣り糸や魚網、鉛、岩、サンゴなどに複雑に絡んでおり
ごみを「拾う」というというよりも絡んだ糸をナイフで切って、また辿って…を繰り返します。

大きな釣り具も落ちている
絡まった釣り糸
水深20mを超える深い場所にもたくさんの釣り糸が埋まっていた。
サンゴを壊さないように一つずつハサミで糸を切り取りながら作業します。
釣り針などもあるため怪我をしないよう気を付けて作業します。

絡み合った糸を海中で分離させて回収する作業は、ただ落ちているゴミを拾うより10倍は時間がかかると言っても過言ではありません。
今回は各自エアーの管理をしながら、清掃する時間を最大1時間と設定しました。

回収したゴミを引き上げる

帰港後、回収したごみを広げると、複雑に糸が絡み、そこに鉛やプラスチックがまとわりつき中々取り除くことができません。
これが海中の生き物に絡みつくと、自分では二度と取り除くことはできないことは容易に想像できます。

今回水中清掃で回収した釣り糸や海中ゴミ。

沖縄の海を楽しむ一方で、こうして誰かができることをやる、ということは楽しませてくれている海への恩返しです。
我々インストラクターも、海を楽しみ、仕事のフィールドとして活用しているからこそ、できることをしたいと考えています。

今回、寄付いただいた資金で乗船代、人件費を賄うことができました。
本当にありがとうございます。

水中清掃の動画です。

今後はさらに海中清掃の回数・人数を増やすことや、他にも陸上でのゴミ拾いやサンゴの植え付けなど
恩納村の海がより綺麗に、後世に残せる海として保全するために
活動回数、人数を増やしていきたいので、ご賛同いただける方のご支援のほど、何卒よろしくお願いいたします。

一般社団法人恩納村マリンレジャー協会 理事 Slow life 木戸

マンスリーサポートプロジェクト、支援について詳細はこちら
https://moribito.org/oma/

恩納村マリンレジャー協会ホームページ
https://oma.or.jp/

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