Report 活動報告

リーフチェック

リーフチェック2024報告

2025/03/07

2024年は下記2回のリーフチェックを実施しました。
2024年6月26日開催の真栄田岬、2024年11月25日開催の万座ドリームホール
こちらの記事ではリーフチェックの様子をご紹介します。
ページの最後に詳しいデータが記載された報告書(PDF)をご覧いただけます。

2024年6月26日(木)青の洞窟で人気のスポット
「真栄田岬」

総勢11名のダイバーで実施
リーフチェック中の様子
リーフチェック中の様子

2024年11月25日(月)万座/瀬良垣エリアの人気ダイビングスポット
「万座ドリームホール」

総勢11名のダイバーで実施
水深10Mの様子
2024年夏に白化、その後死滅して藻が付着したサンゴが見られました

2024年7月ごろから沖縄本島周辺でサンゴ白化の報告が相次ぎ、恩納村でも同様に白化が発生しました。
沖縄本島沿岸の海面水温は、6月末から急激に上昇し、7月から9月上旬まで30℃を超える高水温が続きました。過去5年の最高値や平年値と比べても、極めて高いことが公表されております。この状況の中、高水温が続いたことで徐々に白化したサンゴが死滅し秋頃から藻が付着し、黒っぽく見えるサンゴが多い状況でした。
(万座ドリームホールリーフチェック結果より)ダイビングスポットの水深3~10mでの生きているサンゴ被度は26~37%となりました。前年に比べ40~60%減となり、他スポットでも白化による影響は広範囲で確認されました。1998年に大規模な白化現象がありましたが、それに匹敵するとも言われています。

マリンレジャー協会として出来ることとして、リーフチェックを継続する事で、サンゴの健康度を記録する事、多くの方に現状を知っていただく事が大事だと考えています。また、自然フィールドをガイドするインストラクターとして自然を保護しながら魅力を伝えていきたいと考えております。

調査報告書を以下にてご確認いただけます。

<ご支援のお願い>

恩納村マリンレジャー協会では、恩納村の海を守るサポーターの皆様のご支援を募っています!協会で行っているビーチクリーンや水中清掃、サンゴ保全活動費用に使わせていただきます。恩納村の海の継続的な保護と管理を実現させるためにも是非ともサポーターになって頂き皆様から保護活動運営の手助けを頂きたくお願い申し上げます。

マンスリーサポートhttps://moribito.org/oma/

写真提供
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