Onna Village / Coral Village 恩納村/サンゴの村
サンゴの村宣言〜世界一サンゴにやさしい村として〜
恩納村にとってサンゴ礁は、漁業や観光業の重要な資源であり、本村の大切な宝です。
しかし、近年はオニヒトデの大量発生、赤土等の流出、海水温の高温化によるサンゴ白化現象などにより、サンゴ礁が減少している状況です。
そのため、村民一人ひとりの自然環境に対する意識の向上を図り、本村の豊かな自然環境の保全と育成を行い、
地域資源を活かした「恩納ブランド」の確立に向けた「サンゴの村宣言」プロジェクトに取り組むこととしました。
なぜサンゴを守る必要があるのか?
約30年の間に世界のサンゴ礁の約50%が死滅しており、2050年には約90%のサンゴ礁が死滅する可能性もあると言われています。
サンゴ礁が死滅する原因は、海水温の上昇、ゴミなどによる汚染、赤土流出、人が入ることによる物理的な破壊などさまざまです。
サンゴ礁には全世界の海の生き物の約4分の1が生息しているため、サンゴ礁がなくなると生態系が崩れ、
海の観光価値が下がるだけでなく、獲れる海産物が減り、食卓や漁業への影響も。
また、防波堤としての役割もあるため、津波による被害が大きくなるなど、人間生活への影響は計り知れません。
恩納村のサンゴ礁の現況
恩納村には、キクメイシ、ミドリイシ、ハマサンゴなど、全17科63属224種のサンゴが分布しています。
恩納村で生きたサンゴが海底をどれだけの割合でおおっているか(被度)をみると、
全体のおよそ半分が被度10%未満、3割が10〜25%、残る2割が25%以上でした。
1998年の白化現象と2000年前後のオニヒトデ大量発生によりサンゴ礁は壊滅的な状態でしたが、2010年以降はゆるやかに回復しています。
また、2016年と2017年に発生した夏期の高水温と強い日差しによる白化現象により、
サンゴは一時減少しましたが、今後も村内全域で回復が期待されます。
恩納村のリーフチェック
リーフチェックとは、「サンゴ礁が健全な状態であるのか」を知る⽅法が『リーフチェック』です。
リーフチェックは、世界統⼀のルール・⼿法で⾏われるサンゴ礁の調査で、現在は102 の国と地域で14,000回以上実施されています。
この取り組みはサンゴ礁保全のため、統一された方法でデータの蓄積を行っていくことと、ダイバーが調査に参加することが目的です。
シンプルな手法と役割分担がされており、参加によるサンゴ礁保全に向けた意識醸成や普及啓発も大きな目的となっています。
恩納村のSDGsへの取り組み
サンゴをはじめとする豊かな自然環境の保全により、観光産業の高付加価値化を図り、
その収益を村民に還元する仕組みを構築します。
また、サスティナブルツーリズムの実現や、将来世代の育成と全員参加型社会の実現、
サンゴなどの豊かな自然あふれる社会の実現に向けて各主体が
連携するサスティナビリティ・ハブ導入事業で相乗効果を生み出すことを想定しています。
恩納村のGreen Finsへの取り組み
サンゴを守ることで持続可能な村を実現するため、現在恩納村では、SDGsの考え方を用い、
環境・経済・社会の3つの軸で、さまざまな取組みを行なっています。
SDGsの取組みにおける環境分野の目標である「サンゴなど豊かな自然あふれる社会の実現」と
経済分野の目標である「サステナブルツーリズムの実現」の両立を実現するため、Green Finsの活動に取り組みます。
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